技術記事 / 光学用ねじ寸法表:メートルねじ・インチねじ・SM1・SM2

光学用ねじ寸法表:メートルねじ・インチねじ・SM1・SM2

レンズチューブ、フィルターマウント、カメラアダプターなどのオプトメカ部品には、細目ねじが多く用いられます。以下に、半導体検査、AOI、マシンビジョン装置で代表的な寸法をまとめます。

シリーズねじ規格呼び径ピッチ主な用途
SM050.535"-400.535インチ(約13.59 mm)40 TPI (0.635 mm)約Ø1/2インチの光学素子、レンズチューブ、アダプター
SM11.035"-401.035インチ(約26.29 mm)40 TPI (0.635 mm)約Ø1インチの光学素子、レンズチューブ、フィルターマウント
SM1.51.535"-401.535インチ(約38.99 mm)40 TPI (0.635 mm)約Ø1.5インチの光学素子、レンズチューブ
SM22.035"-402.035インチ(約51.69 mm)40 TPI (0.635 mm)約Ø2インチの光学素子、大口径チューブ
SM33.035"-403.035インチ(約77.09 mm)40 TPI (0.635 mm)約Ø3インチ/75 mmクラスの光学素子
C-Mount1"-32 UN1.000 in (25.40 mm)32 TPI (0.7938 mm)産業用カメラ、マシンビジョンレンズ
RMS0.800"-360.800 in (20.32 mm)36 TPI (0.7056 mm)顕微鏡対物レンズ、アダプター
M25.5 × 0.5Metric fine25.5 mm0.5 mm小型レンズ、フィルター、アダプター
M32 × 0.5Metric fine32 mm0.5 mm光学チューブ、マウント、アダプター
M42 × 1Metric42 mm1.0 mmカメラレンズ、光学アダプター

本表は予備選定用です。ねじ等級、雄ねじ・雌ねじの公差、かみ合い長さ、面取りは仕様により異なるため、加工前に部品図面またはメーカー仕様をご確認ください。

オプトメカ部品で細目ねじを使用する理由

メートルねじはM25.5×0.5のように「直径×ピッチ」で表します。インチねじはSM1の1.035インチ-40のように、直径と1インチ当たりの山数(TPI)で表すのが一般的です。細目ねじは1回転当たりの軸方向移動量が小さく、薄肉レンズチューブ、止め輪、精密位置決めを行う光学ユニットに適しています。

代表的なSMシリーズにはSM05、SM1、SM1.5、SM2、SM3があり、一般に40 TPIを使用します。SM1は約1インチ、SM2は約2インチの光学素子に用いられます。ただしシリーズ名は実際のねじ径ではないため、加工寸法は必ず完全な仕様から確認してください。

半導体検査・AOIでの用途

半導体検査、外観検査(AOI)、マシンビジョン装置では、カメラ、レンズ、照明、フィルター、光学モジュールの取付けや変換にSMシリーズ、Cマウント、RMS、メートル細目ねじを使用します。同心度、直角度、フランジバック、内部反射の抑制が要求される場合もあります。

辰彗股份有限公司では、お客様の図面に基づき、メートル・インチ細目ねじを含む光学チューブ、レンズマウント、ねじ変換アダプター、止め輪、検査治具を製作します。相手部品やサンプルのみの場合は、寸法と加工性を事前確認し、承認済み図面に基づいて製造します。